令和2年度世界農業遺産(GIAHS)への認定申請 一次審査を通過しました。
令和2年度世界農業遺産(GIAHS)への認定申請に係る承認について、奥出雲町の「たたら製鉄が生んだ奥出雲の資源循環型農業」が一次審査を通過しました。
「たたら製鉄が生んだ奥出雲の資源循環型農業」については、こちらをご覧ください
https://tatara-iron-making-okuizumo.jp/topics/517
今後、現地調査、二次審査会(地域からのプレゼンテーション)を経て、令和3年2月頃最終結果の公表となります。
【今日的価値】
〇≪生産≫「食料と生計」 持続可能な農業、食料生産システム
〇≪生活≫「農村の暮らし」農業による多面的機能の維持と農村文化の継承
〇≪生命≫「生物多様性」 自然と共生する循環・生態系の維持
奥出雲町は、たたら製鉄の営みがあったからこそ、広大な農地が築かれ、農業を通じて現在も残されている農村景観・農村の暮らしは「生きた遺産」「代々受け継がれてきた知識」と言えます。自然資源を持続的に利用・生産していけるよう、先人から代々受け継がれてきた知恵と技は、地域の資源をうまく利用してきた優れた農業システム・賢い利用(ワイズユース)です。
奥出雲の農業がもつ価値を再評価し、農業システムを保全・継承していくことが重要となります。